投資リスクを軽減するには

不動産投資のリスクを知り、その回避法を覚えておくことも大事です。

不動産投資商品の様々なリスク

資産運用で扱う金融商品の中でも、不動産関連商品には主に4つのリスクがあります。上手な投資をしていくために、それぞれリスクの特徴を知っておきましょう。

●金利上昇リスク
金利が上昇して利払いが多くなれば、運用利回りは相対的に低下してしまいます。将来ある程度金利が上昇することを見込んで、固定金利で資金調達するのも一つのリスク回避法です。

●流動性リスク
売りたい時に売れず、買いたい時に買えない場合のリスクになります。不動産投資などでは急にお金が必要になってもすぐに換金することができません。できるだけ余裕資金で投資をするよう心がけましょう。

●価格変動リスク
投資対象の価格が変動することで、資産価値が損なわれるリスクです。金融商品のほとんどには、このリスクがあります。言い換えれば、価格が変動するからこそリターン(利益)もある訳ですが。

●低稼働リスク
人気のない物件や老朽化された物件は空室率が高くなる場合があります。物件選択時やファンドの購入時には、対象物件の状態をよく調べておきましょう。

分散投資の手段として、不動産投資を考える

不動産投資に関するリスクヘッジを考えてみましょう。不動産投資は他の金融商品と組み合わせてすれば、分散投資効果が高いと言われています。

これはたとえ株式や外国為替で損をしても、不動産投資で利益が上がっていれば資産全体で考えると利益と損が相殺されるという考えです。

有名な格言に「卵はひとつのカゴに盛るな」という言葉があります。卵を一つのカゴに盛って落とした時には全部割れてしまう可能性があるが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちのひとつのカゴを落としても、他のカゴの卵はたすかるという意味。つまり特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教えなんですね。

資産運用で投資する金融商品は、その性質がかけ離れたものを組み合わせるのがポイント。そういった観点からも不動産投資は他の金融商品と比べ、性質が異なったものなのでポートフォリオに組み込む価値があると私は思います。