不動産投資のデメリットを知る

ここでは、不動産投資のメリット、デメリットについて解説します。

デメリットを理解して賢く投資

不動産投資には、当然デメリットもあります。先にもちょっとふれましたが、家賃滞納や空室率があがってしまうリスクがあります。また不動産は一度物件を決めてしまうと頻繁に売買するものではないので、売りたい時に売れないリスクもあります。

建物が老朽化するとリフォームしたり、建て替える必要もでてきます。これは古い物件だと人がなかなか入らなくなったり、入ったとしても期待する家賃をとれないことがあるからです。

また地震や火事などの自然災害にも留意しましょう。こうしたリスクに備えるには、火災保険や地震保険で対処。ただし地震保険に入っているからと言って安心しないでください。万が一の時にあわてることがないよう、しっかりと保険会社に支払規定などを確認しておいてください。

最後に、不動産投資は金利の上昇に弱いという側面があります。通常住宅ローンを組んで物件を購入することになるので、金利が上昇すると借入金の返済額も同時に上昇してしまいます。

このサイトでは、このような空室リスクや災害リスクを軽減できる、初心者におすすめの不動産投資商品についても解説していますので、参考にしてください。

【耳寄り情報】初心者におすすめの不動産投資商品とは? >

不動産投資の3つのメリット

逆に、不動産投資の主なメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

  • 比較的、安定した収入が得られる。
  • インフレに強い。
  • 節税効果(所得税、相続税)が期待できる。

それぞれについて解説してみましょう。

●メリット1:安定した収入が得られる。
家賃や敷金、礼金が主な収入源になるので、株式や為替など相場に左右されるものと比べても比較的安定した収入を得ることができます。ただし空室リスクにより、家賃収入が入らない場合もあるので、物件選びには注意が必要です。

●メリット2:インフレに強い
世の中がインフレの時には、家賃も上がる傾向なので不動産投資はインフレに強い商品と言われています。例えば、3,000万円を預金していたとします。その時、マンションが3,000万円で販売しているとしましょう。

もしインフレで物価が上昇していけば、当然、マンションの部屋の価格も上がります。仮に3,500万円になったとしましょう。でも、預金は3,000万円のままです(金利が0の場合)。今までは預金でマンションが買えましたが、インフレになると購入を諦めなければなりません。つまりインフレ時には、預金を持っているだけでは、資産が目減りしたと考えられるわけです。

一方、3,000万円の時にマンションを買っていれば、インフレで物価が上昇した時、マンンションの価格もあがるので、不動産に投資をして物件を所有していたほうが良いことがおわかりいただけますね。 このような理由から不動産投資は、インフレに強いといわれています。

●メリット3:所得税・相続税の節税効果。
税金は「益金(収益)−損金(費用)」で計算した「利益」に対してかかります。ということは、もし費用が増えて利益が減れば税金は必然的に安くなります。 現物で不動産に投資をすると、「減価償却」という費用を計上できます。つまりその分だけ税金が安くなるというわけです。

物件購入のハードルが高い初心者なら不動産ファンドがおすすめ

不動産投資は投資方法の中で見るとミドルリスクミドルリターンの投資商品とされています。預貯金や国債などと比べれば元本保証がないなどリスクがあるのは確かですが、株式やFXなどハイリスクハイリターンの金融商品に比べれば、投資初心者にとってはまだハードルの低い投資であり、低金利時代において価値のあるリターンも期待できます。

上で紹介したメリット・デメリットをよく検討した上で、初期費用となる自己資金とローン返済などに無理がなければ、将来の資産形成に備える意味で意義があると思います。

ただし、中古ワンルームマンションであっても購入に必要な資金は数百万円どころか数千万円規模になることも珍しくありません。そうした点も踏まえると、初心者が不動産投資を始めるなら、少額でも可能な不動産ファンドならかなりハードルが低くなります。投資額が少なくなればリターンも比例して小さくはなりますが、預貯金よりは高いリターンが期待できますし、中長期的な安定運用という意味ではおすすめできます。