FX(外国為替証拠金取引)

国内でも認知度が高いFX。その仕組みを説明します。

FX(外国為替証拠金取引)とは

FXとは、為替の変動を利用して利益を得る金融商品です。利益は為替差益によるものと、各国の通貨の金利差から利益を得るスワップ金利があります。このスワップ金利がFX取引で大きく設けるポイントになります。

では、スワップ金利(スワップポイントとも呼ばれます)とは何か。これは2国間の金利差のことを言います。例えばアメリカドルの年利が3%で、日本円の年利が0.1%だとすると、その金利差は2.9%になります。これがスワップ金利となり、日本円でアメリカドルを買う場合に元金に対して毎日年利2.9%分の金利を受け取ることができます。アメリカドルを売る場合には、その分を支払う必要があります。

スワップ金利の金額は毎日変動しますが、金利や為替変動がなければ大体同じくらいの金額を受け取れます。つまり金利に大変動が起きない限り、毎日確実貯まっていくので、あたかも預金感覚で増えていく感じですね。ちなみにスワップ金利としてもらえる金額は各業者によって異なりますので、数社から比較してみてください。

またFXの特徴のひとつに、レバレッジがあります。外国為替証拠金取引では、最初に業者に証拠金(保証金)を渡し、それを元手に何倍もの価値のある通貨を買うという投資をします。この取引金額と証拠金(保証金)の割合(倍数)をレバレッジと呼びます。簡単に言えば10万円の証拠金で、約100万円分のドルを買う場合のレバレッジは10倍といくことになります。

FXではレバレッジを調整することで、リスクとリターンを調整できるので、自分がどれだけリスクをとれるか判断して始めることが大切です。

メリットとデメリットを考える

FXは、他の金融商品にはない、様々なメリットとデメリットがあります。これらをしっかりと踏まえて投資を始めましょう。

●FXのメリット
手数料が安く、外貨預金に比べて手数料が約1/10くらいの手数料で取引できます。1万円程度からはじめられるので、初心者にも敷居が低くなっています。

また株式のように市場が開いている時間しか取引できないものではなく、平日ならば24時間取引ができるため、普段仕事を持っている人にも最適です。

利益面でもFXは、円高だろうと円安だろうと運用の仕方で利益を得ることができるし、なによりもレバレッジをかけることで、実際の投資額よりも大きなリターンを得ることができます。

●FXのデメリット
取引を始めた業者が倒産すれば、預けた資産が戻ってこないことがあります。ですから信託保全をかけている業者を選ぶこともポイントになります。

また為替変動は、実際テロや戦争などの突発的な事態に影響を受けるので、持っている通貨が暴落する可能性も。そして一番のリスクは、メリットにもなるレバレッジによるもの。証拠金として入金したお金以上の金額を動かすことができるので、手持ちの金額以上の損害をうけることもあります。